リー・クアンユー氏の死去

シンガポール初代首相のリー・クアンユー氏が本日死去した。

私は大学在学時代、シンガポールに半年間住んでいた。初めて住んだ外国、シンガポールでの生活はとても刺激的だった。

資源の無い国でどうしたら豊かになれるのか。資本家たちが、どうしたらその小さな国に集まるのか。公共の交通機関、住居システム、税金制度、教育、全てが明確なコンセプトに基づいて築き上げられていることを、住んでいるだけで感じられる国だった。

シンガポールの勢いにびっくりして、「このままじゃ日本は世界から置いていかれる」と、日本に帰国して最先端産業のITと金融業界を中心に就職活動を進めた。(ここらへんの論理が甘い。笑)

シンガポールに出逢ったおかげで、学生だった私の視野は一気に広がった。私は、比較的多くの人が豊かに暮らし、活気があり、成長するシンガポールが大好きだった。

たまに、企業は芸術作品だという経営者がいるけど、リー・クアンユー氏にとっては、シンガポールという国家が彼の芸術作品だったんじゃないだろうか。リー・クアンユー氏にはお会いした事もないけれど、彼の作品が大好きだった。

私は自分の人生のほぼすべてをこの国をつくりあげることに使った。それ以外に私がする必要のあることなどなかった。私が最後に得たものは何か。成功したシンガポールだ。私が捨てねばならなかったものは何か。私自身の人生だ

リー・クワン・ユー

長い間、お疲れ様でした。心より、ご冥福をお祈り致します。

 

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こんなに熱く働いているのに、なぜ脂肪は燃えないのか?

「毎回太ることをネタにして、それをネタにしているだけじゃないのか!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、数字は嘘をつきません。順調に肥えております。

久しぶりの更新。

ブログ書くのって時間掛かるのに、(私の駄文じゃ)何も価値を生み出せないことに心折れ(笑)、更新が滞っていました。

でも、つい先日、「最近更新していないね?」と声を掛けて頂き、「お!読んでくださる人がいたのか!あのPV全てがねつ造ではないのか!」という持ち前の調子乗り屋な心が疼き、久しぶりに更新しました。

梨沙は、元気でやっております、おじいちゃん!(←まだ見てくれているかな?)また、仕事での珍事件や失敗話など、書かせて頂きますよ。ただいま。

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どんなマンボウで在りたいか

以前、”マンボウの死因一覧”という記事が流行ったらしく、ネット上でよく見かけた。「まっすぐしか泳げないから岩に直撃して死亡」とまではいかないかもしれないけど、私の人生もマンボウに似ていて、とにかく真っすぐ何も見ず(というか見えず)、突っ走ってきた。

前につんのめって、顔面から倒れて血を流しながらも、そのまま24時間ほふく前進し続けることで、かろうじて人間らしい人生を歩んで・・・いない気もするけど、まあいいや(笑)

流せるだけの血を流して貧血気味になってきたのか、最近やっと、「あれ?なんかおかしくない?」と思い始めた。そう、アクションを起こす前に一旦立ち止まって考えるということを覚え始めようとしている。「思考の芽生え」とでも言いましょうか。気づけばもう結構良いトシなので、覚え始めるにはあまりに遅い気もするけど。

まあでも、同じマンボウの死因でも、「前から来たウミガメとぶつかる事を予感したストレスで死亡」ぐらいの”立ち止まり感”をもって事に挑むように自分に言い聞かせている。

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椅子を整える

去年の今頃だった気がするんだけど、

「椅子を整える」

ことを習った。

デザイン的な感性を磨くには、目に入るもの全てを綺麗に整えておく必要があるから椅子は綺麗に並べなさい、ということだった。

なんだかやっと、最近これが習慣として身に付いたような気がする。バラバラと並べられていると気になるようになったのだ。ここまで1年。…あまりに長過ぎる(笑)

そして、椅子が気になり始めると、他の”整ってない”ことも気になり始めるようになった。(「整ってないって、山下さんの顔ですか?」と心で呟いた人は、その言葉をぐっと飲み込んでグーで思いっきり自分の顔を殴って欲しい。)

一般的に「ちっちゃなことが大切」といのはこういうことなんだろう。小さな一つ一つのチリツモが、未来の万里の長城の一欠片なのだ。

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人は、失敗からしか学べない

先日、久しぶりにお会いした昔の仕事先の先輩と飲みに行ったら、なにかの成り行きでがつんと怒られた(笑)

「山下ー!おまえなあ、人は失敗から学ぶんだよ。稲森さんが好きなら、稲森さんの本読んでみろ。どこにも成功から学ぶなんて書いてないはずだ。人は失敗から学ぶんだよ。」

と、巻き舌で怒られた。あ、言い方はどうでもいいか(笑)すんごく当たり前なんだけど、そこでがつんと殴られて、「あ、私、最下位にいたんだった」ということがすとんと頭に落ちたのだ。思い返してみれば、私の人生、いつも最下位レベルからのスタートだ。

中学のときは3年生の1学期まで、通知表の成績があと5個ぐらい足りなかった。

高校1年の学年統一模試では、500人中、たしか下から4番目ぐらいだった。

大学では一年生の時から留年の可能性が頭に過った。

社会人では、法人営業のテレアポを、新卒の中で一番最後までとれなくて、私だけ暇人ですっごく焦ったのを覚えてる。

大切なのは、今自分のいる位置を正確に認識すること。

そして、這い上がること。

新年、仕事始め

年も明け、新年が始まりました。遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。今年も頑張っていきたいと思います。

起業からの疲れが知らずのうちに溜まっていたのか、年末から年始にかけて風邪を引き、文字通り寝正月を過ごしました。悔しいけど、まぁでもたまには息抜きをしなさい、ということなのかもしれません。

そんな中、床に伏しながらも観ていたのが、箱根駅伝。母校の青学が往路、復路ともに優勝という快挙を果たしました。やっほー!後輩よ、おめでとう。自分も負けてられないと背中を押してもらった気がしました。負けんよ!(笑)

昨年は、自分なりに総括すると、投資家の村口和孝さんがおっしゃられていた「起業家で使う能力と会社員で使う能力は全く別物だ」ということを身体で痛感した年だった。例えば、会社員時代には全く意識していなかったキャッシュフローは、今では生きていくためには考えなければならない最重要事項である。会社員時代に、

「なんでそんなにこの案件急かすの?!ぷー!(怒)」

と膨らませていたほっぺを、当時の社長に代わってグーでパンチしたい(笑)

今年は、自立して生きていていくことを目標としながら、自立というのは実は自分一人では成り立たないので、周囲の皆さまとの関係性をしっかりと大事にし、価値がありより市場から認められ、必要とされる商品やサービスを提供していきたいと思っています。

あと、寝正月で肥えたお腹(怖くて未計測)も、どうにかしなくては。

山下シュラン、星三つ!@六本木

オーストラリア留学時代の心の友、スージー(でも日本人)とランチ@六本木

スージーのオススメのお店、 MERCER BRUNCH(マーサーブランチ)に連れて行ってもらった。雰囲気良し、接客良し、味良し、値段良しの、六本木ではめずらしい(笑)、素敵過ぎるお店。山下の心の中でのミシュラン、略して山下シュランでは、★三つだ。

▷MERCER BRUNCH(マーサーブランチ)

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久々に会って、仕事の話で盛り上がり、充実したランチタイムを過ごした。若いのに尊敬することろがありすぎて、毎回学んでます、ありがとうスージー!

ちなみにスージーが六本木を歩き、六本木界隈に明るい人にインタビューをして、まさに足で情報収集をして創り上げた本、六本木街本(エイ出版社)。

アマゾン『六本木街本(エイ出版社)』

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六本木とかで働いてても意外となかなかお店開拓出来なかったりするからね。オフィスに一冊置いておいて、接待に使えるか下調べのために、ランチでまわるなんていう使い方も良いんじゃないだろうか。

にしても、この雑誌に載っていた、香○園の特製鶏煮込みそばは絶品だ。

お店を知りたい人は、是非アマゾンで本の購入を♡

なんちゃって(笑)

スージー、素敵なお土産もありがとう♡

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原因はどこに・・・

組織でおかしなことが起きた時に、その問題の原因が個人にあるのか、組織にあるのかの見極めが大事だと思う。後者であれば、原因の根本から変えなければならない。

なぜ、聖なる夜の24日にtoomoで働くスタッフ全員がノープランなのか。

みんなで仲良しこよしで夜に大掃除しましたよ(笑)

けっこう年頃の若者ぞろいなのに。

こりゃ解決すべき最重要事項ですね。

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5年間

カフェに籠もり、年末恒例の「来年の目標」を書いている。そして、やっぱり、この時期になるとこれが恋しくなる。

湯たんぽでもなく

腹巻きでもなく

クリスマスツリーでもなく

タンドリーチキンでもなく、

そう!これが!!!↓

「スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞」

(笑)

私が初めてこのスピーチを聞いたのが2009年6月。早いもので5年が経った。私にとっては、足を向けて眠れないほど有り難いスピーチだ。スピーチに足を向けるって言うのもどういうことかよく分からないけど。

“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

もし今日が自分の人生の最後の日だとしたら、自分が今日予定していることをしたいだろうか?もし、その問いに対して”No”の日が多く続きすぎているとしたら、何かを変えなければならない。

重要な決断をする時には、必ずこのスピーチを聴くようになった。

さあ。今日はクリスマスイブ。

日本のクリスマス料理の定番、タンドリーチキンにすべきだろうか。それとも、オーストラリアでの定番だった、生ガキにすべきだろうか。重要な決断を迫られている。

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美しいもの

先日、打ち合わせで時間が空いたので、ふらっと「エスプリディオール-ディオールの世界」へ行ってきました。


 

エスプリディオール-ディオールの世界

http://www.fashion-headline.com/article/2014/10/23/8176.html

会場:銀座 玉屋ASビル地下1階から3階


 

店内にはこんなメッセージが

本当の贅沢には、本物の素材と職人の真心が必要である。そしてそれは伝統への敬意なしには意味をなさない。

美しいものを見ると背筋がピリッと伸びます。

今年も残り数日。

走りきるぞ〜!

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