坂本くんとの思い出③

病気との闘いは大変だっただろう。闘病生活は2年8ヶ月。どんなに苦しい闘いかなんて、その立場になってみないと本当に理解することなんて出来ない。

理解は出来ないけど、私が坂本くんの死に向かい合って、報いることが出来る方法は、「Spring(春・飛躍のバネ)を迎える」という約束を果たすことじゃないだろうか。一つずつ目の前の仕事をこなす。利益という成績表の上で成果を出す。

私にとって、この「ブログを書く」ということだって一つの仕事だ。なんだそんなことと思われるかもしれないが、その積み重ねがいつか大きく花開くことを信じて仕事を続けてきている。

月並みな言い方になってしまうけれど、坂本くんが生きれなかった分まで、生きる。東京オリンピックにも、貢献する。約束通り仕事で成果を出して、坂本くんの前で、「目標達成したよ。この利益の10%は、坂本くんの貢献だね。なにに使おうか?」なんて呑気な話でもしたい。一日一日、頑張るからね。

384182e2a156d34a26a54a13a1d1460e_m のコピー