自分が後世に残すべきもの

待ちに待った一族での祖父の誕生日会!なぜ待ちに待っていたかというと、祖父の誕生日は10月の半ば。だいぶ過ぎてる(笑)3家族が集まって、ケーキ、花束、そしてフォトブックを用意して集った。

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ここ数年での大きな変化は、みんなで集まる度に、祖父が戦時中の話を口にするようになったことである。どういった心境の変化なのかを察することは難しいけど、それだけの時が過ぎたということなのかな。

私の祖父は、戦時中ソ連にいて、終戦後にウズベキスタンで4年ほど労働を課されていた。当時の話は、当事者でない私ですら書こうとすると気が重くなる。だけど、ウズベキスタンでの日本人の仕事が評価され、今日の親日感情に繋がっているという話を聞くと、先人に感謝しないではいられない。

「自分が日本人だから」という理由で日本人を盲目的に過大に評価したり、優遇するのはあまり好きじゃない。でも、こういった先人たちの話を聞くと素直に、「日本人ってすごいな」と思う。

自分は次の世代になにを残したいのか。自分たちの先人がそうしてくれたように、しっかりとバトンを次の世代に繋げていきたい。

▷参考記事:『受け継がれない記憶。』(祖父に関する記事を書いて頂いています)(カジケンブログより)