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アプローズ代表。青山学院大学経営学部卒業。仕事で海外を飛び回る営業マンの父、専業主婦の母の元に生まれる。父が海外から帰国する度に、国が貧しかったり、社会保障制度が整っていないために、貧しく、働いて家族を養い、自分で学費を稼いで学校に行く自分と同じ年代の子供の話を聞く。同じ年代の友人の間では「勉強をしたくない」という考えが一般的だったため、生まれた環境・場所・人種により人生が規定されてしまう不平等な環境に疑問を抱くようになる。また、4歳から約8年間習っていたバレエのレッスンを通して「芸術な美」「美しいもの」にも興味を抱く。そうした背景より、国境・人種による格差を無くしたいと自然に考えるようになり、高校時代は、国連難民高等弁務官(当時) 緒方貞子氏に憧れて将来は国際支援に携わりたいと志すようになる。

 

青山学院大学経営学部に入学後、良き先生との出会いにより組織論を専攻。戦後から80年代の日本の組織についてを学ぶ。組織論の研究や経営学の授業を通して、戦後日本における民間の企業の果たした役割の大きさに感銘を受ける。さらに、現代においては民間企業の努力によって国境・人種を超えて人々が平等にチャンスを与えられる仕組みが存在することを知る。特に影響を受けた経営者は松下幸之助氏、本田宗一郎氏、盛田昭夫氏、井深大氏で、将来は、国・政府の機関ではなく、民間の企業で世の中に貢献したいと考えるようになる。大学での勉強の傍ら、授業やサークル活動などで友人が増え、「もっと自分の周りの素敵な人たちがつながってほしい」と交流会を主催するようになり、大きい時には100名規模のパーティーを主催するようになる。また、大学一年時より、師事していた教授に勧められて学内の論文コンクールに応募するために論文を執筆。当時興味があったアパレル業界のブランディング戦略等のテーマを執筆、入賞。夏にはファッション雑誌の出版社でのインターンも経験。大学生活を謳歌していたが、あるきっかけでシンガポールに半年間住むことを決意して飛び立つ。そのころのシンガポールは「アジアのハブ」として海外から多くの企業がアジア拠点としてシンガポールに進出している時で、その活気や発展に衝撃を受け、「このままでは日本は他のアジアの国々との競争に勝ち続けることは出来ない」と肌で感じ、危機感を抱くようになる。帰国後は、これからの社会を支えるインフラ的な役割を果たす金融業界、IT業界で働くことを目指すと同時に「これからは英語が使えないと仕事が出来ない」と考え、オーストラリアのブリスベンに留学し、半年間英語を重点的に学ぶ。

 

帰国後、金融業界、IT業界を中心に就職活動を行う。学生時代のマッチング実績を基に、「会社と会社のマッチングの役目を果たす法人営業が得意」というセールストークで数社から内定を獲得。ある企業の内定者懇親会でSteve Jobs氏のスタンフォード大学における卒業式辞スピーチを聴く。”永遠には続くことのない、時間が限られている人生において、自分の直感に従い、自分が「great work」と感じられる仕事をするために、自分が心から愛する仕事を見つけることが必要だ”、”Stay Hungry. Stay Foolish.”というメッセージに大きな感銘を受け、当時大人気だったiPodすら使ったことがないにも関わらず、帰宅後すぐにアップルジャパンにエントリーし、数万人のエントリーの中から約30名の門をくぐり採用される。

 

配属は営業部専門店開発室。当時ヨーロッパ・アジア圏で推進されていた新しい形態の店舗を日本に広めるプログラムの推進に携わる。持ち前の物怖じせぬ前向きな姿勢で、入社半年後にして、上場企業とのアライアンス契約を締結。立ち上げまで半年ない中での、不眠不休の出店企画、それぞれの利害が錯綜するなかでの調整業務等を経て店舗をオープンさせる。

 

新規ビジネス開始に伴う諸々の広告宣伝、プロモーション企画、展示、社内手続き、納品業務等を通してクライアントとの密な協業を行い、オープン当日満面に笑みを浮かべて楽しまれるお客様を見て、「自分で0から1を生み出したい」と、起業を志すようになる。時代の最前線にあるIT業界も好きだけれども、どうせ起業するのであれば、アップル在職中から引きつけられていた”美”に関わる世界で起業したいと、サロン事業・コスメ事業を運営している会社に転職。コスメの企画、製造、コスメ・アパレルのセレクトショップに向けた営業業務等を幅広く経験する。在職中には、新しいカテゴリの商品発売に伴う新商品の営業や、大口顧客との関係構築によりオリジナル商品の受注を受け、共同企画で商品開発を行う。

 

現在は、人と企業を結びつけ、その可能性が最大限発揮されるよう仲人的なお手伝いをする、新商品・新ブランド・新規事業に特化したマーケティング・営業戦略のプランニング及び営業代行事業に携わっている。会社名『uplause(アプローズ)』は「up(向上)」と「applause(称賛)」を組み合わせた造語。社会的に価値のある会社が適切な評価を受け、収益も向上し、社会価値に相応しい評価を得るためのサポートを行えるよう願いを込めて命名。アプローズの”ローズ”の語感とクライアントの”開花”への思いを込めて、会社のロゴをローズ(バラ)にしている。

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