以前、”マンボウの死因一覧”という記事が流行ったらしく、ネット上でよく見かけた。「まっすぐしか泳げないから岩に直撃して死亡」とまではいかないかもしれないけど、私の人生もマンボウに似ていて、とにかく真っすぐ何も見ず(というか見えず)、突っ走ってきた。
前につんのめって、顔面から倒れて血を流しながらも、そのまま24時間ほふく前進し続けることで、かろうじて人間らしい人生を歩んで・・・いない気もするけど、まあいいや(笑)
流せるだけの血を流して貧血気味になってきたのか、最近やっと、「あれ?なんかおかしくない?」と思い始めた。そう、アクションを起こす前に一旦立ち止まって考えるということを覚え始めようとしている。「思考の芽生え」とでも言いましょうか。気づけばもう結構良いトシなので、覚え始めるにはあまりに遅い気もするけど。
まあでも、同じマンボウの死因でも、「前から来たウミガメとぶつかる事を予感したストレスで死亡」ぐらいの”立ち止まり感”をもって事に挑むように自分に言い聞かせている。