”価格”とはアイデンティティーである

最近、プライシングの難しさを実感している。もちろん、ベストな価格とは、需要と供給がマッチするポイントでの設定だ。しかし、ふと気を抜くと、どうしても弱気になってしまう。

 

自分で買い物をする時には、「高い価格」であることに喜びを感じたりもする。良いものだったら高値で売られるべきだし、自分も高い価値であるという認識を表明したいから、気に入ったものに高いお金を出すことにためらいを感じない。

 

しかし、自分が販売する側になると、ころっと弱気になったりする。

 

なんでだろう?とこの原稿を書きながら考えたりするのだけど、恐らく、自分の中で、”利益”と”喜び”が結びついていないからだろう。価格が弱気になる、売上げを下げてしまう、つまり利益を削ってしまうことが社会的に損失になるという考えがない。だから、”譲っちゃえ”となるんじゃないだろうか。

 

残念ながら、このことにまだ解決策が見出せないのだけど・・。

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