Thank you, Steve

先日5日で、Apple創業者のスティーブ・ジョブズが亡くなって3年が経過した。3年というのはちょっとした期間だ。3年間の間に色々なことがあった。

アップルを辞める時に、ちょっと心苦しくもあった。会社には本当にお世話になったから、もっと会社に貢献してから辞めるべきかと迷った。起業という選択肢を考えず、サラリーマン人生を歩むのであれば、アップルは最高の会社だった。

なんで辞めたのか。それは、私自身が、私の夢に向かって突き進み、社会に最大限貢献する方法を模索することこそが、スティーブへの恩返しと考えたからだ。

I felt that I had let the previous generation of entrepreneurs down – that I had dropped the baton as it was being passed to me. I met with David Packard and Bob Noyce and tried to apologize for screwing up so badly.

Stanford Report, June 14, 2005より

一世代前の起業家達を失望させたのではないかと感じた。私に渡されつつあったバトンを落としてしまったと。デービッド・パッカードとボブ・ノイスと会った。そして、失敗してしまったことを謝ろうとした。

himazu archive 2.0より

Steve自身、自分に影響を及ぼした経営者からバトンを引き継いだと述べている。

お返しは出来ているだろうか?・・・うーん。どう見積もっても、まだだなぁ(笑)でも、この約束だけは破っていない。

Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle.

(中略)

“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

 

仕事は人生の大きな部分を占めることになり、真に満足を得る唯一の方法は偉大な仕事だと信じることだ。そして偉大な仕事をする唯一の方法は自分がしていることをたまらなく好きになることだ。まだ見つけていないなら探し続けなさい。妥協は禁物だ。

(中略)

「今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」。そしてその答えがいいえであることが長く続きすぎるたびに、私は何かを変える必要を悟った。

Steve、もらった倍を返すから、もうちょっと待って!(笑)ちなみに発掘した、過去ブログの追悼文。恥ずかしいけど、載っけちゃえ。

2011年10月06日 『RIP Steve』

2012年10月05日 『One Year』

RIP,Steve

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