宇宙喫茶と5万円の利益喫茶

嘘のようで、本当にあった話。

 

先日、M氏とS氏と会食をした時のこと。

 

M氏は現在クリエイティブの分野で活躍されているバリバリのアイデアマンだ。頭のキレと企画力の腕一本で勝負しながら、社会の荒波をサバイブしてきた。一方、S氏は外資系のコンサルティングファームに勤めた後、独立して会社を経営している。お仕事のお話を聞く機会があまり無いのだけど、恐らく独自のビジネルスキームを構築が、利益の源となっている。

 

そんなお二人の人生の師匠と蕎麦をすすりながら、起業のきっかけ話のなかで、高校時代の文化祭の「喫茶店」話となった。二人とも文化祭で陣頭指揮をとり、喫茶店を作ったそうだ。

 

M氏の「宇宙喫茶」は、すごい企画力で口コミを呼び、「本当に宇宙みたいだ!」といわれ、チケットは完売した。S氏の喫茶は大きな企画はないものの、滞り無く運営した。

 

二人がイベントを終えて財布の中身を見てみると、M氏は1万5千円のマイナス、S氏は5万円の利益だったそうだ(笑)

 

あまりに対照的なこのエピソードだけど、やっぱりビジネスをする上で、「人はそうそう変わらない」んだろうな。自分の強み、弱みを意識しながら、自分の勝負所と、人の手を借りるところを冷静に判断したいと思う。いや~、面白い話だった。笑

美味しいお蕎麦も、ごちそうさまでした!

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